お客さまの本のご紹介2

黎明の星表紙
こんにちは。
平木です。

今回はNICE TO BOOKsで実際に印刷して頂きましたお客様の本をご紹介したいと思います。



燈妃(ともこ)さまの『黎明の星』です。

以前にご紹介させて頂きました【わらしべ出版】様からの第二弾です。
この本は著者が大学卒業後、就職から留学での体験をもとに、様々な思い出をユーモアある軽妙な文体でとても楽しく描かれた本です。

著者がこの本を執筆するにいたったきっかけに、ご自身の心臓病の発覚があったそうです。
そこで改めてご自身の命と向き合い、大手術後の体調不良の時期に「外出できない今しかできない事、今だからこそできる事はないか」と考え、若い頃からの漠然とした夢「本の出版」を決めたという経緯があったそうです。
出版の日は、新しい命をいただいてから一年後のご自身の誕生日でした。

現在は術後・退院後の経過も良好のようで出来上がった本を納品させて頂いた際も、とても喜んで頂けました。

この本の最後にある、「著者から感謝をこめて」の部分を一部抜粋します。


『(術後の)回復期の不調を乗り切るために、初めは自分史として残すために思い付いたこの本の出版は、皆様を巻き込んで、「人にも読んでいただく」本として出来上がりました。ペンネームを考えた時に、「(本名の)ともこ」は使いたいと思い、ある想いにとともに出会ったのが「燈」という漢字でした。(〜中略)ある想いというのは、闇に灯りを燈せる人になりたいという想いです。(中略)微力だけど、無力ではない小さな灯りを多くの人が燈せば、どんなに深い暗黒の暗闇でも、少しずつ明るくなって行くと思うのです。』

百聞は一見にしかず。という諺がありますが、自分の時間には限りがあるのも当然です。

他人の経験は自分のものには出来ませんが、その人を通して見た・感じたことが著者の感性を通してアウトプットされたものを読む事ができるのも、実際に自身で経験したものとは違った感銘を受けられるのが昔からの「本を読む」という行為の醍醐味の一部なのではないでしょうか。

今でも、この本の完成時にお渡しした際の喜んで頂けたご様子が、僕は思い返すたびに嬉しく思います。

またブログで本のご紹介をさせてくださいと連絡した際、快くご了承を頂いたうえ、次のようなお言葉も沿えていただきました。

『紙の本は「手に取る」という大きな魅力を持っています。決して廃れてほしくない文化だと思います。』

僕もまったくもって同感です。


燈妃さま。
ありがとうございました。
黎明の星帯
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