『アンカット製本』の雑誌

本の手帖 アンカット製本


『アンカット製本』という本の作り方があります。

名前の通り、カットしてない本で、

読む人が自分でペーパーナイフを入れながら読みすすんでいきます。

 

 

ずいぶん昔に、『季刊本の手帖』という雑誌がありました。


この本は雑誌と呼ぶにはためらわれる、今でいうZineのような作りで、1枚の大きな手すき風の厚紙をたたんで16ページにしたものでした。

ちょっと黄がかかった紙はざらっとしていて、すこし波打ったような目が見えました。


この本にペーパーナイフを通していくと…詩や評論が現われます。ものすごくかっこよく、ドキドキしたのを覚えています。

 


私はこの作りのことをフランス装と呼ぶのだと思っていたのですが、実際のフランス装は、表紙の作りを言うようです。

 

厚紙にしないで、内側に折りたたんで作った表紙。

 

折り込みの大きさはいろいろで、本文もアンカットか、普通のカットしたものかは、どちらの場合もあるようです。

手にフィットして、やわらかい、やさしい本になります。

 

 

本にはいろいろな作り方があります。自分で本を作ってみたいな、と思った時は、どんなことでもご相談ください。少しでもお客様のイメージに近づける本の形を一緒に考えて、実現させていきたいと思います。

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