絵本をぱらぱらとめくってみる。


 

絵本の絵は、挿絵とも漫画ともちがって、独特の世界観があります。

 

むかし父が児童画を描いていたことがあり、実家には資料として買った絵本がどっさりとありました。

ある日、ぜんぶあげると言って、父から段ボール箱にいくつもの絵本が送られてきました。

開けてみるとほとんどが海外の絵本で、幻想的な絵は、みていて惹きこまれます。

しかし見知らぬ文字を読むことはできず、ストーリーは想像するだけで、よくわかりませんでした。

私はその絵本を憧れの気持ちで手にして、ときどき開いてみました。

そしてひととおり目を通し、お気に入りの本棚に大切にしまいました。


絵本 花の精


いつかあんな絵本を自分で作ってみたいな、というあわい夢もいつしか忘れ、

自分の子どもも私の気持ちはよそに、絵本や童話を読む子には育ちませんでした。

 

そんな時…


インターネットで素敵な古本屋さんをみつけました。


絵本ばかりを扱っている「古本 海ねこ」。


国内外、昔の本から新しい本まで、ありとあらゆる絵本を扱っている古本屋さんです。

ネット上の書店には、表紙の写真と一緒に、とても丁寧に本の内容や状態がかかれています。

 

外に本棚があってもいいな。

まったく見なくなった私の手元にあるより、

いつか手に取ってくれる古本屋さんから、これがほしい!と購入してくださった方の本棚へ。

そんな風に思い、手元に置く本と、さようならをする本とを分けて、電話をしてみました。


「古本 海ねこ」さんはすぐにやってきて、あれこれお話をしながら、ダンボールいくつか、もって帰りました。


古い 時計


後日「古本 海ねこ」をのぞいてみました。


うちにあった絵本たちが並んでいます。

「絵を描いていた方が持っていた本で、少し絵具がついています」

そんな内容の注意書きがあり、ちょっと笑ってしまいました。


このブログを書いていてそのことを突然思い出し、久しぶりに「古本 海ねこ」さんをのぞいてみました。

海外の絵本は作家名もわからなくなってしまったし、あんなにたくさんあった本が何だったのか、思い出せません。

何ページか見ていると、知った表紙がいくつかありましたが、みな品切れでした。

そうそう、海外の猫の紙のおもちゃのようなものがあった、と思い、検索してみましたが、これもみつかりません。


どこで、どんな人が手にしたのかな、と考えるとちょっとどきどきしますね。


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